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無くしたくない和の伝統。棗バターやひと口菓子など、新たな発想を取り入れた、日常を彩る菓子店。

和菓子の歴史は古く、起源は縄文時代までさかのぼると言われています。始まりは、木の実を砕いて水でアクを抜いて丸めた団子。当店では、日本の歴史や季節感から生まれた伝統文化である和菓子を現代の暮らしに合わせて進化させ、提供しています。

喜びと幸せが菓子の形をしている——。
「美味しい！」と顔が綻び、幸せな気持ちになる和菓子づくりを続けて20年。棗椰子の自然な甘みに香ばしい胡桃と発酵バターを合わせた“棗バター”は「あと少し、口溶けずに残ってほしい」と願ってしまうほどの美味しさ。美味なる菓子に虜になった人々が菓子を求め、足繁く通っています。

二十四節気を菓子で感じる——。
果実や木の実を異なる飴で包み込んだ、ころんと見た目もかわいらしい“ひと口菓子”。立春や夏至、秋分、立冬など二十四節気にちなんだ“節気ひと口菓子”のほか、柚子や桜、甘夏、林檎とニッキなど、四季折々の風情を表す菓子を提供しています。

既存の価値観に捉われない——。
最中と聞いて、丸い形や四角い形を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。でも、当社で提供する最中は、スティック状。 餡と最中種（皮）を食す際に自身で合わせる、作る楽しさが味わえます。板チョコレートのような薄くコンパクトなパッケージも、和菓子の基本を大切にしつつも固定観念に捉われない姿勢の表れと言えます。