事業内容
ユニークで多角的なスペシャリティー化学企業として、高分子化学、合成化学技術を基盤に生活・産業・医療・環境事業等を手掛けています。
<主な製造・販売品>
樹脂:ポバール樹脂・フィルム、PVB樹脂・フィルム、EVOH樹脂・フィルムの製造、販売
化学品:メタクリル樹脂、イソプレン系化学品、ポリアミド樹脂、メディカル関連製品の製造、販売
繊維:ビニロン、人工皮革、不織布、面ファスナー、ポリエステル繊維の製造、販売
その他:炭素材、水処理用高機能膜・システムの製造、販売。
クラレは当時の先端技術であった人造絹糸レーヨンを企業化することを目的に1926年に創立されました。また、第二次世界大戦後の1950年には、我が国初の国産合成繊維として世界に先駆けてPVA(ポバール)繊維ビニロンの工業化に成功し、日本における化合繊産業の草創期を切り開きました。現在のクラレグループは、液晶画面に欠かせない偏光フィルム基材のポバールフィルムや、食品包装に革命を起こしたガスバリア—樹脂<エバール>をはじめ、地球環境改善に寄与する活性炭事業、携帯電話や自動車用途に使用される高耐熱性プラスチック<ジェネスタ>など、世界シェアナンバーワン、オンリーワン事業で売り上げの約6割を占め、高分子、有機合成、無機化学を中心とした科学技術を駆使し、社会になくてはならない価値ある製品群を、世界に提供し続けています。