仕事詳細
【当社が研究する『UCDI 水素菌』とは?】
UCDI 水素菌は、1976 年に東京大学兒玉名誉教授が発見した菌体です。この菌体はCO2と水素で有機成分を作り出すという、極めて潜在能力の高いものとなります。私たちはこの菌体を活用し、CO2そのものを資源化する技術を確立しています。今回採用となる方にも、この菌体を用いた研究開発・産業化を担っていただきます。下記は私たちが研究する技術の一例です。
◎UCDI PROTEIN
UCDI PROTEINは、畜産に依存しないサステナブルな動物性たんぱく質となります。UCDI 水素菌に含まれるルビスコは、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンや睡眠を調節するメラトニンの誘発を促進します。環境負荷を低減させるだけでなく、美味しく、健康にもよい、新しい食文化を研究しています。
◎UCDI FEED
水産分野と畜産分野における飼料用動物性蛋白原料です。まずは、水産養殖飼料原料の主成分「魚粉」の代替原料として期待されています。2019年より農林水産省(水産庁)は「水素菌を用いた国産魚粉代替品開発事業」を3年計画でスタート。私たちはUCDI FEEDのサンプル提供、生産プロセスの技術開発の役割で事業に参画しています。
◎UCDI PLASTIC
UCDI PLASTICは、CO2 からの乳酸生成技術を元にした生分解性プラスチック「CO2ポリ乳酸」や、CO2から生成した「CO2ポリエチレン」などが含まれます。この技術は、レジ袋・食品トレー(惣菜)農業資材・食器・文具類・土木資材 等、脱石油100%の素材として幅広い用途での利用が見込まれます。
◎UCDI FUEL
UCDI FUELは、穀物由来に頼らない第3のサステナブル原料から作られる燃料製造技術です。私たちは、バイオ燃料の原料であるイソブタノールを、UCDI 水素菌の力でCO2から製造する技術を開発しています
■チーム組織構成
研究員は全8名、20代~30代の社員が中核となり活躍しています。研究機関・食品業界などで研究開発をしていたメンバーが在籍。裁量を持ちながら研究に没頭し、論文の発表なども行える自由度の高い環境です。
勤務地(住所)
【本社/研究所】
東京都江東区青海2−4−32 タイム24ビル15階
【アクセス】
りんかい線/東京テレポート駅下車 (無料循環バス約3分)
ゆりかもめ/テレコムセンター駅下車 (徒歩約2分)
■勤務時間
勤務時間: 9:00~17:30(1時間休憩)
給与・年収
4,500,000円 〜 8,000,000円
休日・休暇
完全週休2日制(土・日)
年末年始休暇、夏季休暇、慶弔休暇、有給休暇、産前・産後休暇、育児休暇、介護休暇