正社員

正社員とは「会社が定める所定労働時間労働し、雇用期間の定めがない労働者」と定義付けられ、雇用主と直接契約を結んだ労働者のことを示します。

福利厚生（各種手当、保険や年金など）が手厚く整備され、長期間働くことを前提に考えられています。長期間安定して働くことができるので、多くの場合務めた年数に応じて昇給や賞与などの金額の上昇が見込めます。また近年では成果に応じて昇給・昇進する仕組みを整備している企業も増えてきています。

一方で、勤務時間や休暇については会社が定めた規則に準じることが必要です。様々な仕事を経験させるという視点から支社等への転勤命令や他部署への異動などの辞令が下ることもあります。

< CAREER INDEXで「正社員の求人」を探す>

契約社員

契約社員も正社員と同様に雇用主と直接契約を結びます。契約社員と正社員の違いは“契約期間の有無”です。契約社員の場合、あらかじめ労働期間が決められ、年俸や時給で給与が設定されています。有休や休日は正社員と同様に設定され、社会保険も変わりありません。残業代も正社員同様に支払われます。任期満了で契約終了の場合、退職金は出ないので注意が必要です。

契約期間が満了となった場合、雇用主と労働者双方の合意があれば再契約も可能で、その際に給与交渉なども行われることも多いようです。この際、期待されていた以上の成果が上がっている場合には正社員として登用される可能性もあります。契約社員のほうが雇用のハードルが低く間口は広い場合が多いです。

<CAREER INDEXで「契約社員の求人」を探す>

 派遣社員

派遣社員は人材派遣会社に雇用され、他社に派遣される労働者です。つまり、労働先の企業との直接契約ではなく、一度人材派遣会社に雇用され、そこから労働者を必要としている企業に派遣されるというようなイメージです。

人材派遣会社に希望する職種やスキルを登録しておくと、その条件にあった企業へと派遣される流れとなります。そのため自分の希望に沿った職場で働くことができます。また就業時間も定められているためプライベートと仕事の両立をしやすいです。

交通費がでないことや福利厚生などの恩恵が得られないことがあるといった側面はありますが、その分時給が高めに設定されています。就労条件の交渉には派遣会社の担当が間に入ることになるので、契約から外れた仕事や労働時間になることがないというのは大きなメリットです。

<CAREER INDEXで「派遣社員の求人」を探す>

※紹介予定派遣について

紹介予定派遣とは、定められた期間（最大6ヶ月）の就労後、本人と派遣先企業の双方の合意のもと、派遣先企業の社員（正社員/契約社員）となる働き方です。

必ずしも社員登用となるわけではないですが、社員登用を視野に入れた制度なので一般派遣より正社員登用される可能性は高いです。お互いに自分（自社）に合っているかを確認してから社員になるかどうかを決めることができるのでメリットの多い雇用方法と言えるでしょう。

<CAREER INDEXで「紹介予定派遣社員の求人」を探す>