
転職を考える上で欠かすことのできない「自己分析」。取り組んでみたことはありますか?自己分析の方法に正解はないのでなんとなくで終わらせてしまう方も多いようです。しかし自己分析をしないと、結果的に転職成功までの遠回りになってしまうことも。しっかりと目的を理解して自己分析に取り組むことでその成果は見違えるものになります。
そこで今回は転職活動のキホン、自己分析の目的と方法を3ステップでご紹介します!
step1:自己分析の目的を知る
新卒での就職活動では当たり前になっている自己分析ですが、中途採用における転職活動では意味があるの?という声も聞きます。しかし、自己分析は「絶対にやるべき」と断言できるほどに転職活動においても大切なものです。
転職活動では、初めて出会う企業の担当の方に少ない情報・短い時間から自分のことを理解してもらうことが必要です。特に中途採用ではあなたのこれまでの活躍やスキル・人柄に重点を置いて見られます。自己分析をすることで、自分への理解を深め、採用担当者に自分の価値を理解してもらうための基礎ができあがります。
自己分析のゴールは「初めて出会う人に自分のことを端的に伝えられるようになること」。自分自身のカタログを作ることがイメージに近いかもしれません。
step2: 自己分析を始める
自己分析といっても、どこから始めればいいの?と思う方がほとんどではないでしょうか。そんな方におすすめなのは下記の時系列に沿って文字に書き出しながら考えてみることです。
早速実際の進め方のポイントを見ていきましょう!
・自分の過去を振り返る
これまでどんな仕事に取り組み、何に熱中し、成果を出してきたでしょうか。具体的に数値に落とし込めるもの(売上120%UPなど)も探してみましょう。なぜそれを達成することができたのか言語化して、経験・実績を深掘りすることが自己分析の一歩目となります。
・今を見つめ直す
現在に目を向けて転職を決めた理由を今一度はっきりと言語化することが二歩目です。直近の仕事環境で良かったことと悪かったことを書き出して転職へのモチベーションの源を再確認しましょう。ここで転職によって叶えたいことを明らかにすることで、次のステップの将来の自分像を考えやすくなります。
・将来の自分はどうありたいのか考える
過去・現在と考えて自分の興味の傾向や、譲れない信念が見えてきたのではないでしょうか。それをもとに、これから何を優先して生きていくのか、生涯を通してどんな仕事・役職を目指すことが充実につながるのか、考えてみましょう。過去と現在の振り返りを徹底して行うことで、この「将来の自分像」が見えやすくなってきます。
※上記ステップと並行して考えたいこと
・自分の長所・短所を探す
自分の長所や短所を考えてみると相手に伝えるべきポイントがわかりやすくなります。また、面接時にも長所・短所は聞かれやすい項目なので、しっかりと言語化できるようにしておくことが大事です。
・第三者の意見を聞いてみる
自分だけと向き合っていると、”客観的であろう”という視点を忘れがちです。身近な友人や家族、あるいは転職コンサルタントなどに協力してもらい、”外から見た自分像”を聞いてみることも一つの手段。自分では考えもしなかった強みや弱みが明らかになり、自己分析により深みが出てきます。
step3:自己分析のポイント
王道の3ステップをご紹介しましたが、自己分析したことを言葉として整理し、誰にでもわかりやすくするのは難しいことです。最後にいくつか書きやすくする2つのポイントをお伝えします。
ポイント1|結果と過程を切り分けて!
これまで仕事をしてきた結果のみを書き出してみましょう。それがあなたの実績です。その後に、その結果に至るまでの行動やその行動をとった動機について書き出します。そうすることで思考の傾向や、やりがいなどが可視化され、それがどう成果に繋がったのか整理しやすくなります。
ポイント2|多方面から自分を見る!
自己分析は真正面から自分と向き合うことなので、視野が狭くなってしまいがちです。自己分析に疲れたと感じたらちょっと一休みをして、散歩をするなど風景を変えながら考える事をおすすめします。一歩引いて自分を見てみることで、広く物事を捉えやすくなります。
スムーズな転職をするためにも自己分析を
いかがでしたか?上記の他にも、CAREER INDEXのサイトで出来る『適職診断』などを活用すれば、自分の意外な側面の発見につながるかもしれません。思いがけない診断結果が出たら、ぜひそこに書かれていることと、これまでの自分の行動を結びつけて考えてみてください。これまでとはちょっと違った見方ができるようになるでしょう。
自己分析は転職する上での考え方の基礎となる部分。ここをしっかり組み立てれば組み立てるほど、書類作成、面接と進んでもスムーズに対応ができるようになります。普段なかなか向き合うことのない自分との対話の時間を持って納得できる転職活動につなげましょう!
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