「初対面の人とどんな話をしていいかわからない」「世代が違う人との話が続かない」など、コミュニケーションについて悩んだことはないでしょうか？

最近では「質問力」という言葉もよく聞かれるようになり、質問することがコミュニケーションを円滑、且つ、深く行うために重要な要素であると言われています。今回はそんな「質問力」を高めるポイントをご紹介いたします。

質問で共通点を見つける

相手との共通点を見つけることでぐっと距離が近づきます。以前「同じ行動を取ることで好感度があがる」ことをご紹介しましたが、それと同じように、自分と類似している点を持っている人にも好感を持ちやすいと言われています。例えば以下のような質問を投げかけてみると共通点が見つかりやすいでしょう。

共通点を探す段階では、できるだけ誰でも興味が持てそうな話題をふってみることが大切です。一度共通点が見つかればそこをきっかけにどんどん共通点が見つかります。

より親しくなるための質問

共通点を見つけたらそこからさらに質問を重ねて親しくなってみましょう。例えば共通点として同じお店が好きだとわかったら「私も好きです」と会話を終わらせずに、そのあとに続けて

「そういう感じのお店、他にもご存知ですか？」
「どうやってそのお店を見つけたのですか？」

など共通点をフックにそこから情報交換ができます。相手が答えられなくても、逆にこちらから情報提供をするなどすることで会話のキャッチボールがスムーズになります。

自分の感想を伝えるだけでなく、相手がそう答えた背景を尋ねることで、自分が相手に興味を持っていることを伝えることができ、関係性の構築につながりやすくなるのです。

あいづちを入れることで話しやすい雰囲気に

「話をちゃんと聞いてもらえている」とわかると、相手も話しやすくなるものです。そして「話を聞いている」ことを伝えるのに欠かせないのがあいづち。「うん」「そうなんですね」など言葉は簡単でも端々にあいづちを散りばめることで話しやすさが大きく変わります。

その時大切にしたいのが表情や、声のトーンを相手の話に合わせることです。コミュニケーションをする際、言葉を使うコミュニケーションは情報の1割程度しか占めず、それ以外は声のトーンや見た目などの部分に寄るところが大きいと言われています。

そのため、相手が楽しい話をしているときは高めのトーンで、悲しい話をしているときは低めのトーンで相槌を打つことで「しっかりと話を聞いている」ことをアピールすることができます。

質問をしていくことで相手との信頼関係を築きながら、自分にとっても有益な情報をたくさん得られます。質問から会話を広げて職場や面接で好印象を持ってもらいましょう！