キャリアインデックスでは転職やビジネスにまつわる調査を独自に行なっています。例えば「転職」と「所有車のメーカー」の関係。

実は、自分の所有するものの嗜好と行動傾向は密接に関わっていると言われています。車と転職というのは普段なかなかつなげて考えることのない部分ですが、調べてみると意外な関係性が見えてきました。果たして転職と所有車の間にはどのような関係があるのでしょうか？調査結果を見ていきましょう！

もっとも転職経験が多いのは◯◯ユーザー！保有自動車のメーカー別転職傾向を調査

本調査の回答者1,000人中、自家用車を保有していると回答した人は79%（国産車75%・外国車6% ※複数台所有あり）でした。そのうち転職をしたことがあるのは国産車を所有している人のうち60%。一方で外国車を保有し、かつ転職経験がある人は58％という結果でした。

国産車と外国車という分類では転職経験にほとんど差はないようです。しかし、所有車のメーカーごとに転職傾向を調べていくことで、面白い結果が浮かび上がってきました。

もっとも転職経験が多いのは「三菱」「メルセデスベンツ」ユーザー

保有車のメーカーごとの転職経験の傾向はどのようなものになったのでしょうか？その結果を下記の表1・表2にまとめました。

表1. 国産車

表2. 外国車

転職経験がある人が所有している可能性が高いのは国産車では「三菱」、外国車では「メルセデスベンツ」でした（表1・表2）。その中でも3回以上転職経験が多かったのは「三菱（転職経験者のうち45％）」、「メルセデスベンツ（43％）」、「スズキ（29％）」、「ホンダ（26％）」。

特に三菱やメルセデスベンツは転職経験があるだけでなく、転職回数も多い傾向が今回の調査から見えてきました。

転職経験の無いユーザーは国産車ではトヨタ、外国車ではBMWで最も多い結果となりました。比較的、転職に対して保守的であると言えるのかもしれません。

 行動傾向は日常のいたるところに

性格や行動傾向は普段使っているものに如実に現れるものです。自動車と転職の関係もまた、そのひとつかもしれません。「そういえば！」、なんて思い当たった方も多いのではないでしょうか。雑談の中で相手の所有自動車を聞いてみて、これまでの転職歴を言い当ててみるのも面白いかもしれませんね！

今後もCAREER INDEX編集部では、様々な切り口で転職やビジネスに関するトピックを発信していきます。どうぞご注目ください。

【調査概要】
調査機関：2016年3月29日〜2016年3月30日
回答者：全国の男女、20〜59歳、有職者、1000人
調査方法：インターネット調査による回答（マクロミルで実施）